彼の名はバブー。
ローマで働く33才のバングラデシュ人よ。
今から2年前、お金を稼ぐためにバングラデシュからローマに
やってきたの。
毎日ローマ市内のリストランテをまわり、汚れたリネン類を回収する仕事を
しているわ。
彼の稼いだお金は、故郷の家族の生活費と、妹たちの学費に
なっているの。
日曜日、リネン回収のお仕事はお休みだけど、バブーに休日は
ないのよ。
日曜日にだけ開かれる、トラステヴェレ地区の青空市場
『ポルタポルテーゼの蚤の市』でカバンを売る手伝いをして
いますのよ。
彼に初めて会ったのは一昨年。
イタリアの石畳でスーツケースのコロコロが壊れてしまい、適当
なのを調達しようとポルタポルテーゼに出かけたときよ。
バブーが手伝うカバン屋で値切りに値切って買ったの。
そして帰り際、彼は唐突に「もしあなたが日本人なら、ボクの力に
なって欲しい」と話しかけてきたの。(つづく)
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今年はローマから入って、北に向かうことにしましたわ。
湖水地方に行ってみようかしら。
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今日はローマの街を散歩よ。
ローマはわたくしみたいな方向音痴でも大丈夫。
少し歩くと、大きな遺跡や、教会があって、それが目印に
なるわ。
ホテルを出て10分も歩くと、左手にコロッセオが見えてくるの。
コロッセオを横目にずんずん進むと、昔の運動場「チルコマッシモ」に
ぶつかるわ。


チルコマッシモの緑に座って、ひと休みするの。
向こうに見えるのはパラティーノの丘よ。
更にトコトコと歩き続けると、サンタ・マリア・イン・コスメディン教会が
あるわ。
そこには何やら行列が!
行列が切れたところから中を覗いてみると、こんな人々がいたわ。

カメラの画面を見つめる顔が真剣。
行列のお目当てはコレ。

口に手を入れて写真を撮るための行列だったのね。
行列がいなければ、わたくしも口に手を入れてみたかったわ。
誰が噛まれるのかしら。
美人は大丈夫?
オードリーが噛まれたなら、わたくしも噛まれちゃう?
やっぱりやめておくわ。
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南イタリア、ナポリで目指したのは、『ダ・ミケーレ』。
地元の人にも観光客にも大人気(多分)のピッツェリアよ。
地球の歩き方「南イタリア・マルタ」にも載ってる有名な
お店なのよ。
お店の外観はとっても庶民的で期待が持てるわ。
でもって、中からおいしそうな匂いがしてきちゃったり
なんかして、腹ぺこの虫がが3匹、もう鳴きっぱなしよ!
日本でピザを食べるときって、何人かでシェアするのが普通
なのですが、イタリアでは1人1枚丸ごと食べるますの。
わたくしがそのことを知ったのはこのお店でしたわ。
まわりを見ると、老若男女み〜んな1人1枚食べてるわ。
そこで小食な女が「3人で2枚でいいんじゃない」と
言い出しましたが、即却下しましたわ。
いくら外国人とは言え、大人は郷に入ったら郷に無理矢理従う
ってなもんでございましょ。
小食女は、半分ちょっと食べたところで、「お腹いっぱい〜。
もう食べられな〜い」と言い出しましたが、わたくしは完食
しましたわよ。
だっておいしいんですもの。
そして胃袋が大きいんですもの。
みなさま、ナポリに行くことがありましたら、ぜひ・・・と
ここまで書いたらナント、この「ダ・ミケーレ」が日本に
支店を出したという情報が!
ダ・ミケーレ ピッツァにこのお値段って・・・。
いえ、何もございませんわよ、何でも。
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松田聖子ちゃんの「赤いスイトピー」って曲、男性にも人気の
高い曲みたいですわね。
かの氷川きよし君も、この曲が大好きだって言ってましたわ。
男性もメルヘンの世界に憧れたりするのかしら。
イタリアでメルヘンチックな街と言えば、それはアルベロベッロを
おいて他にありませんわ。
バーリ始発の列車は地元の学生でメチャ混みで、春色の汽車とは
程遠い落書きだらけの列車。
そんな落書き列車に乗り込み、ぼんやりしたり、赤いスイトピーでも
口ずさんでるうちに、ぽつんぽつんと見えてくる白い円錐型をした
建物、それがトゥルリよ。

右側の窓から眺めていると左に見え、左側の窓から眺めていると
右に現れたりして、首をふりふり忙しいったらありゃしないわ。
でも、見逃しても大丈夫。
アルベロベッロに行けばどっちを向いてもトゥルリだらけよ。


でもいろんな人のHPで旅行記を読んだけど、男性には不人気な
街のようね。「だから何だ?」って感じるみたい。
何だじゃないのよ。
とにかくかわいい、それだけですわ。
かわいい?
でしょ〜〜〜。

かわいくない?
ひとでなしね!
(うそ)
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